こんにちは、カズノートです。
今回はExcelのショートカット操作で選択に関係する内容でおすすめの操作を7つ紹介と僕がExcelで選択に関することで困ったときの体験も紹介します。
説明で使用する図はExcel2013の場合になります。Excelのバージョンの違いや説明しやすいように拡大、縮小、切り取りなどをしているので表示が違う事があると思います。
おすすめのExcelショートカット操作一覧(選択)
シート内をすべて選択,データ範囲を選択 | Ctrl | A | |
連続したセル範囲を選択 | Ctrl | Shift | 矢印キー |
列全体を選択 | Ctrl | Space | |
行全体を選択(ひらがな入力では不可) | Shift | Space | |
現在のシートと前/次シートを選択 | Ctrl | Shift | PageUp/ PageDown |
オブジェクトを選択した状態で操作すると、全オブジェクト選択(ひらがな入力では不可) | Ctrl | Shift | Space |
チェックボックスのON/OFF | Ctrl | Space |
ショートカットの表ですが、一番左の列は機能内容で右の3列がキーボード操作ボタンを意味しています。キーボード操作は同時押しでの操作になります。
同時押しと言っても、『Ctrl』キーを押しながら『A』キーを押して「シート内をすべて選択」のようにできます。文字入力にならないように『Ctrl』キーや『Shift』キーなど単体で押しても文字入力されないキーから押すといいと思います。
シート内をすべて選択・データ範囲を選択
用途:シート内すべてをコピー・ペースト、一括で書式を変更、データ範囲を選択してテーブルに変換、データ範囲に枠をつけたい時などにいいです。
ショートカット操作は 『Ctrl』と『A』を同時に押す
選択しているセルの周囲の状態によってショートカット操作後の選択範囲が変わります。
シート内をすべて選択
まずは、シート内をすべて選択の時から説明します。

1. 選択したセルの周囲1マスが空白の状態で『Ctrl』と『A』を同時に押す
図1-1ではセル(D4)の周囲1マスを黄色にしていて、入力していない状態でショートカット操作をしました。
2. シート内全体が選択できる
データ範囲を選択
次はデータ範囲を選択の時を説明します。

1. データ範囲内で『Ctrl』と『A』を同時に押す
図1-2-1はセル(B2)を選択してショートカット操作をしました。
2. データ範囲が選択されました。
『Ctrl』と『A』同時押しショートカットで選択される範囲について
次は思っていた選択範囲にならなかった時のために選択される範囲を説明していきます。条件でいろいろ変わりますが、ポイントはこんな感じだと思います。
- シート内をすべて選択したいのにできない→選択したセルの周囲1マスに入力されたセルがある。
- データ範囲で選択できない→データ範囲内が入力されていない、データ範囲の周囲1マスが空白セルではない。
説明は入力されたセルを増やしながら起点セルを選択してショートカット操作を行ったときに選択範囲がどう変化するのかで説明していきます。

パターン1:選択セルの周囲1マスに入力したセルがある。シートすべてを選択、表などのデータ範囲を選択できない時の事例
起点セル(D4)の周囲1マスで隣(C4)に値を入力して『Ctrl』と『A』を同時に押すと選択したセルと入力されたセルが選択範囲になりました。図はセル(D4)の周囲1マスを黄色に塗っています。

パターン2:起点セルの斜め位置に入力セルがある時の選択範囲の事例
今度は起点セル(D4)の周囲1マスで斜め方向のセル(C3)も入力して『Ctrl』と『A』を同時に押すと選択範囲がC3:D4に変わりました。四角で範囲を囲んでくれるので斜め方向はこのように範囲が広がります。

パターン3:データ範囲の周囲1マスに入力セルがあると選択範囲が拡張される。表の範囲のみ選択したつもりなのに表以外も選択される時の事例
先ほどの選択範囲(横縞模様セル)の周囲1マスにあるセル(B5)と起点セル(D4)とセル(B5)の対角位置のセル(F3)に値を入力して『Ctrl』と『A』を同時に押すと選択範囲がB3:D5になりました。セル(F3)側には範囲がのびていません。

パターン4:起点(選択)セルの周囲1マスに入力されたセルがあってもシートすべて選択される事例
セル(G3)を選択して『Ctrl』と『A』を同時に押すとシート内をすべて選択になりました。今回の選択セル(G3)の周囲はセル(F3)以外書式も値も入力していない状態で行いました。
選択される範囲は以上の説明からこのような特徴があげられると思います。
- 選択セルの周囲1マスで入力されたセルとの間が選択範囲になる
- その選択範囲の周囲1マスにも入力されたセルがあれば選択範囲が拡張される
- 選択セルと周囲1マスに書式(枠や色など)が入っていない状態で入力されたセルも1つしかない時など状態によってはショートカット操作をするとシート内全選択になる。
説明しておいてなんですが・・・はじめに挙げたポイントだけ覚えておけばだいたい何とかなると思いますのでもう一度ポイントをいいます。
- シート内をすべて選択したいのにできない→選択したセルの周囲1マスに入力されたセルがある。
- データ範囲で選択できない→データ範囲内が入力されていない、データ範囲の周囲1マスが空白セルではない。
連続したセル範囲を選択
用途:表などの列、行を選択する。削除や追加、コピー・ペースト、一括入力などをするときにいいです。
ショートカット操作は『Ctrl』と『Shift』と『矢印キー』を同時に押す。

1. 選択したい範囲の起点になるセルを選択
図2-1ではセル(B2〜B9)を選択しようとしているのでセル(B2)を選択してます。

2. 『Ctrl』と『Shift』と『矢印キー』を同時に押す。矢印キーは選択したい方向を押してください。※2方向操作したいときは、『Ctrl』と『Shift』は押したままにします。
この説明での矢印キーは下矢印を押しました。一気にセル(B2~B9)を選択することができました。

3. 『Ctrl』と『Shift』は押したままさっきとは違う『矢印キー』を押す。矢印キーは選択したい方向を押してください
先ほどの範囲から横方向にも拡張されて、データ範囲を選択できました
こんな時・・・選択したい範囲に空白セルがある時のパターン

入力データ間に空白があるときに『Ctrl』と『Shift』と『矢印キー』を同時に押すと選択していたセルから次の入力セルまでが、選択範囲になります。図の2-4はセル(B9)を選択してショートカット操作を行い選択範囲が(B9~B12)になりました。
こんな時・・・選択したセルの先が空白セルしかない時のパターン

図2-5ではセル(B13)を選択していますが、その下のセルにはなにも入力されていない状態です。この状態で『Ctrl』と『Shift』と『下矢印』を同時に押すと・・・

シートの一番下まで選択されました。戻したいときは矢印キーなどで戻れます。右方向なども入力されていない状態だと同じ感じになるので、操作数は増えますがこの方法を使ってもシート全体を選択したりできます。
列全体を選択
用途:列の削除や追加の時に使うことが多いです。
ショートカット操作は『Ctrl』と『Space』を同時に押す。

- 全体を選択したい列(図はB列)の範囲内セル(図ではB16ですが列がBのセルならどこでも可)を選択して『Ctrl』と『Space』と同時に押す。
- B列全体が選択される
複数セルを選択して行うと、選択していた複数の列全体が選択できます。
行全体を選択(ひらがな入力ではできない)
用途:行の削除や追加の時に使うことが多いです。
ショートカット操作は『Shift』と『Space』を同時に押す※入力モードが半角英数字でないとできないので注意

- 全体を選択したい行(図は15・16行目)の範囲内セル(図ではB15・16ですが行が15・16のセルならどこでも可)を選択して『Shift』と『Space』と同時に押す。※入力モードは半角英数字でする。

2. 行の15・16全体が選択される
現在のシートと前/次シートを選択
用途:まとめて操作したい時に使えます。例えば、選択したシート範囲のPDFを作成、同じフォーマットの時に同じセルに一括で入力したい時、一括で印刷したい時などです。
ミスが増えると手間が増えて効率が悪くなるので入力時はフォーマットの確認、印刷時は印刷範囲などが問題ないか印刷設定を確認してから行うようにするといいと思います。
ショートカット操作は『Ctrl』と『Shift』と『PageUp』か『PageDown』

- 選択したい範囲の端のシートを選択します。
図5-1ではSheet2~4を選択したいのでSheet4を選択しています。

2. 『Ctrl』と『Shift』と『PageUp』か『PageDown』を同時に押します。図5-2は、『Ctrl』と『Shift』を押したまま『PageUp』を2回押しました。
このように複数シートを選択できます。1つのシートのみを選択に戻したいときは、選択しているシート以外を選択もしくは、全シートを選択している場合はアクティブのシート以外を選択すると解除できる。
オブジェクトを選択した状態で操作すると、全オブジェクト選択(ひらがな入力ではできない)
用途:オブジェクトを一括で削除やグループ化したいとき等
ショートカット操作は『Ctrl』と『Shift』と『Space』を同時に押す。※入力モードが半角英数字でないとできないので注意

- 入力モードを半角英数字にします。
- オブジェクトを選択します。

3. 『Ctrl』と『Shift』と『Space』を同時に押してオブジェクトを全部選択します。

4. 今回は全オブジェクトをグループ化したいのでそのまま右クリックメニューからグループ化を選択します

5. グループ化して1つの図になりました。図を移動したい時などに作業しやすくなります。
チェックボックスのON/OFF
用途:キーボード操作でチェックボックスの入力をしたいときに使います。マウス操作だと持ち替えなどで効率が悪く感じる時にいいと思います。
ショートカット操作は入力モードが半角英数字なら『Space』のみでできますが、それ以外の時は『Ctrl』と『Space』を同時押しでできます。

フィルター画面はマウス操作以外にキーボードの「Alt」を押しながら下矢印「↓」キーを押すと出せるのですが、マウスに持ち替えるのは効率が悪く感じる時があります。そこで、やり方を調べてチェックボックスのON/OFFは「Space」キーのみでできると知ったのですが、半角英数字入力でないとできないことがわかっていなかった僕は・・・ひらがな入力の状態で適当に試してみたら「Ctrl」キーを押しながら「Space」キーを押すとひらがな入力でもチェックボックスのON/OFF ができると知りました。
選択操作で困ったときのこと
体験談:今から紹介する拡張モードを知らない時に誤操作でなってしまった時は、状態、解除方法も分からずかなり困りました。なので拡張モードについて説明します。
拡張モード(複数セルを選んだりする)のON/OFF
用途:拡張モード(複数セルを選んだりする)ON/OFF → マウスを使わずに操作したいとき等
操作は「選択範囲の拡張」は『F8』キーを押すだけです。「選択範囲に追加」は『Shift』と『F8』を同時に押します。
選択範囲の拡張

1. 『F8』キーを押すと図8-1のように「選択範囲の拡張」と表示されます。

2. 『Shift』を押しながら『矢印キー』を押さなくてもセルを複数選択できます。
選択範囲に追加

1. 『Shift』と『F8』を同時に押すと「選択範囲に追加」モードになります。隣接しないセルを複数選択できます。「Ctrl」押しながら左クリックでセルを複数選択する操作のキーボード版みたいな感じのようです。

2. こうなったら「Esc」キーを押すか、「Shift」と「F8」キーを同時押しで「選択範囲に追加」状態が解除できます。
僕は押し間違いで知らずに選択範囲に追加の状態になってしまって、解除方法が分からずにこんな状態になった時はしてはいけない操作をしたのかなと焦りました。マウスでクリックすると選択範囲が増えるし、数回選択したセルは段々黒く・・・そのとき僕の脳は真っ白になりました。でもよく見るとモードが変わった時などは下に表示されていたりするので下の表示を確認するようにする事で解決しやすくなるかもしれませんね。
こんな感じで、わからなくて困ってしまったなんてこともあると思うので、紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。